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| 町の設計屋さん 中村英人建築設計事務所 |
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吉野の山の見学会 |
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主催者 社団法人大阪府建築士会女性委員会 住・空間らぼ 今回は日帰りで吉野の山や木等の勉強・見学に行きました。 まずは北村林業原木市場で木のお勉強。 |
250年の巨木

木の小口(切り口)にチョークで書かれた文字達
直径88センチ長さ4メートル
25丸は買った人の番号、マ丸は売主の屋号

皮の下原木が真っ赤になっていたが、木材関係の方達も何故こうなるのかは知らないそうです。

梅谷醤油店の道路向かいの駐車場にある木の破片を集めて作った様な仁王様

梅谷醤油の醤油を発酵させる大きな木桶
ここに生きる菌が作ってくれると教えていただきました。
100年使われている木桶。

醤油を入れるビン

270年の杉林です。

これも250年くらいの木、さすがに年輪は数えませんでした。
半径1.4Mもあり苔で覆われてきており

左が270年の杉林、間伐が行き届いています。
右は植林してからまだそんなに経っていないので木の間隔が狭くなっています。

吉野手漉き和紙「福西家」で4代目の福西さんが説明してくれました。

見ていると簡単に見えるのですが、私がやると厚さが片寄って上手には出来ないのでしょうね。

たくさん漉いて重ねていき、圧力をかけます。

原料の楮を煮る釜。草木灰汁で煮ます。

大阪からそんなに遠くない所に日本を代表する材木の産地があるのです。
もっと木を使って住宅造りをしたいものです。